「怒り」のその奥にあるもの

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こんにちは。

メンタル・チャクラコーチの大津真美です。

 

今日は、「怒り」が教えてくれることについて、お話したいと思います。

いろんな方への「怒り」あると思いますが、今日は得に、

家族、親族、パートナー、友達、上司・・・そんなご縁のある方への「怒り」について見ていきます。

こんな方必見です。

  • カーっとなると、つい怒りをぶちまけて、相手との関係がぼろぼろになってしまう。
  • 怒りがこみ上げても、ぐっとこらえて飲み込むので、ストレスが溜まっている。
  • だんだん、相手をさんざん責め立てて、嫌われた。
  • 怒りをぶちまけたあと、後悔に押しつぶされる。

・・・全部、20代の私です(^^;)

苦しいですよね。

怒りを感じるのが嫌だから、ついには、「怒ってない」ことにしてしまう防衛策を講じるようになると、

今度は、カラダにガタが来ます。

私の場合、蕁麻疹で出してしまいました。

可愛そうに・・・私の体・・・。

「アンガーマネージメント」という学問も出来ているほど、

怒りで困っている方が多いとのことで、今日はそのことについて書いてみることにしました。

 

|まずは、最近一番怒ったのは、誰に対して、どんなことを怒りましたか?

 

直近の記憶を思い出してみてください。

そして、その時の怒りを思い出してみます。

ただ、ここでは、直接自分と関わることに限定してくださいね。

他人がされていることを見て感じた怒りや

社会や世界で起こっていることに対しての怒りは、またちょっと違うので。

 

また、いろんな人に「怒り」を覚えるでしょうが、

今日は、どうしても処理できない、出来ていない「怒り」を思い出してみてください。

そうなると、その相手はきっと、「どうでもいい人」ではないと思います。

 

やっぱり、一番身近で、ついついぶつかってしまう家族でしょうか。

親、パートナー、恋人、子ども、友人、上司・・・

近しい間柄での「怒り」をぜひ、思い出してみてくださいね。

 

で、その感情がぶわ~~~っと蘇ってきたら、ちょっと観察してみてください。

 

「あなたのカラダは、どんな風に反応していますか?」

怒りに限らず、感情が揺さぶられるとき、必ず、体が何らかの反応をしています。

あなたのその怒りという感情を、体の細胞一つ一つが、反応して、一生懸命発散してくれているんです。

 

・頭に血が上る

・腸(はらわた)が煮えくり返る

・頭が締め付けられて、痛い

・血が逆流する

 

感情を表すのに、昔の人は体の反応、感覚をちゃんと言葉にしています。

皆さんは、どんなですか?

 

①体の反応を感じて、言葉にしてみてください。

 

この時、意識は、自分のカラダに向いているはずです。

 

相手にされたこと、言われたこと、相手が悪い、間違っている、許せない・・・

意識が相手に向かうと、思考はぐるぐると回り続け、怒りを助長します。

 

なぜ意識を相手にではなく、自分の方に向けるのかというと、

あなたが「怒った」原因は、相手の中にあるのではなく、

あなたの中にあるのだから、そこに気づいてあげないと怒りは収まらず、増幅するからです。

相手は、あなたの中にある怒りスイッチを押しただけ。

大切なのは、スイッチを押した人ではなく、

怒りスイッチがどこにあって、何なのか・・・が大切なのです。

それに気づいてあげないと、怒りはずっとあなたにつきまといます。

いろんな人にその怒りスイッチを押されながら・・・。

だから、意識を相手にではなく、自分へ向ける必要があります。

注意を自分に向けてあげるのです。

怒りの真っ最中にいるとき、一番最初にすることは、

①その怒りに対して、体がどう反応しているのか。感じて、言葉にすること。 

居心地悪いですが、感じ尽くします。

カラダの反応が収まるまで、深呼吸をしながら。

燃え盛る、体の細胞一つ一つの反応に集中してみてくださいね。

 

|その怒りの奥に隠された「満たされなかった願望」

 

体の反応に集中していると、しばらくしたら、落ち着いてきます。

これは、「落ち着かせる」「怒りを我慢する」のではなく、

「感じ尽くすと収束する」ということです。

それは、何かにあたり散らすこととも違います。

ぜひ、体験してみてくださいね。

さて、体の反応が落ち着いてきたら、今度はこう自分に尋ねてみます。

 

②「で、その人に、本当はどうして欲しかったの? なんて言って欲しかったの?? 」

 

「怒り」の奥には、満たされなかった願望が隠れています。

・自分の存在に気づいて欲しかった。

・本当は、頑張ったねって言って欲しかった。

・ごめんって誤って欲しかった。

・認めて欲しかった。

・私のことを見て欲しかった。

・私のことを理解して欲しかった。

・美味しいって言って欲しかった。

・上手だねって言って欲しかった。

・大切に扱って欲しかった。

・愛してるって言って欲しかった。

・ハグして欲しかった

・信じて欲しかった。

などなど・・・

 

あ、ここで、たくさん相手にされたことや言われたことを思い出す方もいます。

あんなこと言われた。こんなこと言われた。

あんなひどいことされた。こんなひどいことされた。

普通、これって、常識ではありえない!! だから、許せない!!!!

それで、傷ついた。悲しかった。ムカついた・・・。

わかります。

でも、じゃあ、どうして欲しかったのですか?

なんと言って欲しかったのですか?

そこがすごく大事です。

相手に本当は、どうして欲しかったのか、何と言って欲しかったのかを、

自分に聞いてあげてください。

満たされなかった願望があると思います。

実は、その声に気づいてちゃんと聞いてあげると、すっきりします。

相手に言われたり、されたりしたことばかりに気を取られていると、

または、してもらえなかったこと、言ってもらえなかったことばかりに気を取られると、

怒りは、どんどんネト~~~~~~っと粘りを増し、いつの間にか「恨み」になって、

私たちの心にへばりつきます。

そうなると、思考は、ネガティブループにはまっていって、余計に苦しくなってしまうのです。

 

だから、そうなる前に、相手に何を期待していたのか・・・

どうして欲しかったのか、どう扱って欲しかったのか・・・

自分が何を求めていたのか・・・ということのほうを大切に

自分の心のお話をじっくりと聞いてあげてくださいね。

 

そして、しっかり、その辺を聞いてあげたら、次は、この質問をします!

 

「じゃあ、私自身は、私のことちゃんと、そうしてあげてる?」

 

他人に、こうして欲しい、ああして欲しい、こんなふうに扱って欲しい・・・

というのなら、

私は、自分のことちゃんと、そう風に扱ってあげているんだろうか?

それを振り返るための質問です。

自分がやっていないこと、できていないことを、相手に要求するって・・・

そりゃあ、無茶な話です。

 

自分は、仕事していないのに、

「ちゃんと働きなさい」って言ってくる上司みたいな感じ?

 

相手に、大切にされない、愛されない、認めてもらえない・・・

その原因の多くは、

自分自身が、自分のことを大切にしてない、愛していない、認めていないことが多いです。

自分のこと、信じていなかったり、たくさん頑張っているのに、まだまだと思っていたり、

人よりできないこと、持っていないものばかりを見ていたり、

何よりも、自分のことを何もできない、ちっぽけなやつだと信じていたり、

自分を低い位置において、粗末に扱っている人が多いです。

 

結局相手は、自分の鏡。

相手の言葉は、自分の無意識が自分自身に投げかけている言葉だったりします。

相手の態度は、自分が自分自身にとっている態度だったりします。

 

本当の本当の「満たされていない願望」は、

「私」が私自身に、

認めてもらうこと、愛してもらうこと、大切にしてもらうこと、理解してもらうこと、信じてもらうこと・・・・

だったりするわけです。

 

自分で、認めてないところ、嫌いなところ、受け入れられないところを

相手に指摘されたり、嫌な言われ方をしたり、責められたりするわけです。

それで、自分も実はそう思っていて、図星だから、怒りが・・・。

それが、あなたの中にある、「怒りスイッチ」なんです。

 

そこに気がつくと、もう、怒りようがありません。

自分のことを、自分自身が、

もっともっと、認めてあげて、信じてあげて、愛してあげて、ハグしてあげると、

満たされなかった想いは、す~~~~っと温かい愛で満たされていきますよ(^^)

 

そして、必要であれば、あなたの気持ちをちゃんと相手に伝える場がやって来ます。

 

怒りスイッチが消え去った後なら、相手への思いの伝え方も変わってきます。

相手への気持ちと一緒に、素直に伝えると、きっと受け取ってもらえますよ♫

 

「私は、あなたのことを愛しているから、あなたにもっと理解して欲しいかった。」

「私は、あなたのことが大切だから、こうして欲しかった。」

「私は、あなたのことを尊敬しているから、あなたにもっと認めてもらいたかった。」

「私は、あなたのことが大好きだから、あなたともっと仲良くなりたかった。」

 

 

「怒り」が教えてくれるもの。

本当に深いです。

 

長くなってしまいましたが、最近「怒り」を感じた方は、

振り返ってみてくださいね♫

 

ちなみに、今日のこの話のテーマは、チャクラで言うと、第1チャクラと第4チャクラのレッスンです。

こんなふうに、心と向き合いながら、

一つ一つ、テーマに沿って人生を本気で生きるためのレッスンもやっています♫

気になる方は、ぜひ、チェックしてみてくださいね(^^)

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